殺人未遂の裁判を傍聴してきた【大人の社会科見学】

こんばんは。
万引き・コソ泥などの軽犯罪で、死刑判決を受ける夢をたびたび見る、べべ子です。

 

突然ですが、あなたは裁判所に行ったことがありますか?

誰でも自由に行くことができるけど、気軽に行く人はあまりいない。

そして、できれば一生、お呼ばれされたくない

 

しかし人生で1度くらいは、どんなもんなのか見てみたい気もする。法廷ドラマの影響で、正直憧れもある。

そして、裁判が開かれるのは平日だから、見に行くならニート生活を謳歌する今しかない。

 

べべ子
古美門先生、いるかな?(ワクワク)

 

ということで本日、人生初の裁判傍聴に行ってきました。

 

いざ、さいたま地方裁判所へ。

私の地元から最寄りの裁判所は、浦和駅から徒歩12分ほどのところにある、さいたま地方裁判所です。

想像をはるかに超える、オーラのない建物です。

 

参考↓

東京地方裁判所

 

最高裁判所

 

さすが埼玉。東京との格差がすごいww

 

しかし、傍聴に行くなら地方裁判所がおすすめです。

最高裁判所は判決だけなので面白くない、簡易裁判所では毎日期日を開かないところも多いから注意、と法律関係の仕事をしている知人から入れ知恵されました。

つまり、さいたま地裁も悪くないチョイスってことです。

べべ子
まあ、ダサいけどね。

 

さいたま地方裁判所の入口に着いて、まずびっくり。

X線の荷物検査の機械と、金属探知機ゲートが設置されているのです。

空港とほぼ同じです。埼玉らしからぬハイテクノロジーです。

 

そして検査が済んだら、ロビーに張り出された開廷表(裁判のスケジュール表)をチェックし、どんな裁判が開かれているかをチェックします。

 

詐欺罪
準強制性交等罪
麻薬取締法違反
不法入国罪
殺人未遂罪

 

普段ニュースでしか見ないような物騒で刺激的な単語たちが、所狭しと並んでいます。

 

べべ子
やべぇ、ガチの悪人ばっかりじゃん(汗)

 

開廷表の前で「どれにしようかな」と5分ほど悩みましたが、結局、殺人未遂罪の裁判員裁判を選びました。

裁判員裁判などの注目度の高い裁判は、抽選となることが多いため、時間に余裕をもって到着しておいた方がいいみたいです。

今回私は、少し出遅れて開廷時間である10時ぴったりに裁判所に着いたのですが、運よく「残り2席」で滑り込むことができました。

 

ニュースでも見た、衝撃の殺人未遂事件

私が傍聴した事件は、80代前半の妻が、80代後半の夫を刃物で切り付ける、という衝撃の内容でした。

そういえばこのニュース、オーストラリアにいた当時ネットで読んだなと途中で気がつき、にわかに鳥肌が立ちました。

あるいは、ガンガンに効いたクーラーで体が冷えたせいかもしれません。

 

傍聴席には多くの「傍聴マニアたち」がいて、みな一心不乱にスケッチやメモを取っています。

せっかくなので、私も真似してみました。

 

 

似顔絵って難しい。残念ながら、まったく似てません。ある意味、安心してブログに載せられる低クオリティです。

 

ついでなので、ケンタッキーおじさん的な風貌の弁護士先生若いおぼっちゃま風の弁護士先生(べべ子のタイプ)

そして天パの検事さんと、法廷の風景も描いてみました。

 

 

こっちはまあまあうまく描けた!(文字通りの自画自賛)

 

 

裁判は、事件当時の状況を1から10まで綿密に確認することから始まります。

事件現場の住所や間取り図から、部屋の家具の配置に至るまで、こんなに細かく確認するんだなぁ…と驚きました。

 

その後、被害者である夫の証言に移ります。

妻に殺されかけた夫が、

「長年、家庭を顧みてこなかった自分が悪い。今回のことは、自分の身から出た錆。」

と証言する姿に、なんとも言えない切なさを感じました。

 

べべ子
いったいこの夫婦は、どこでなにを間違えてこんなことになってしまったのか…

人生って難しいものです。

 

昼休み~埼玉県庁の職員食堂でランチ

あっという間にお昼の時間になったため、腹ごしらえに向かいました。

警備員のおじいちゃんに食堂はどこか聞いてみると、裁判所内には小さな売店があるだけで、食堂はお向かいの埼玉県庁にあるとのこと。

 

 

本日の気温はなんと37度!この「徒歩2分」の移動が辛い…

途中で野垂れ死にそうになりつつも、無事生きて県庁の食堂に到着しました。

 

スーツ姿の公務員の群れに、ワニさん柄のリュックを背負って切り込んで行くのは少々勇気が要りましたが、腹が減っては戦はできぬ、背に腹は代えられません。

 

 

意を決して突入。

そして、スペシャルラーメン(担々麺)540円を注文しました。

セルフの飲み物コーナーで「お茶」をプッシュしたところ、熱々のお茶が出てくるという小さなトラブルに見舞われつつも、無事着丼。

 

 

べべ子
うん!懐かしい味わい!大変おいしくすすれました。

 

一般開放されている役所の食堂って、なんかいいですね!

大学の学食を思い出しました。

 

 

午後の審理~複雑化していく事件のあらまし

午後の審理では、被害者である夫の証言に続き、加害者である妻の証言に移りました。

個人的に驚いたのは、午前と午後とで、事件に対して抱いた印象がまったく違ったこと。

 

詳細な内容は書くことができませんが、

加害者である妻は、結婚当初から50年以上、夫の言動・素行に強い不満を抱いており、その負の感情が爆発し、今回の事件が発生したという経緯があるようでした。

さらに、夫婦の一人娘をめぐる家族関係のもつれ、妻・娘の持病、金銭問題などの追加情報が折り重なり、話はどんどん複雑に絡み合っていく…

 

べべ子
これはもう、わけわからん感じになってきたぞ…

 

とりあえず、「家族だから分かり合えるはず」というのはただの幻想で、半世紀以上に渡って続いた「コミュニケーションのミスマッチ」が招いた悲劇であることは間違いなさそうです。

家族って、夫婦って、幸せって、なんだろう…

色々と考えさせられる1日になりました。

 

そして一番痛感したのは、

どの立場から見るかによって、見える景色はまったく異なる

ということ。

妻には妻の言い分があり、夫には夫の言い分がある。

どっちが100%悪くて、どっちが100%潔白、ということはあり得ないのです。

私たちは、ついつい「自分がいつも正しい」と思いがちですが、それは往々にして勘違いであり、

ものごとはあらゆる角度から見て検討しなければいけない、と改めて思いました。

朝10時から夕方5時までの7時間、ヘビーな傍聴初体験でした。

 

裁判は、すべての日本人が一度は見ておくべき

今回はじめて裁判傍聴をしてみて、これは、老若男女問わずすべての日本人が一度は見ておくべきものだなと思いました。

人間がもつ弱さ、怖さ、ずるさ、汚さ、そして温かさ。色んな人の人生模様が垣間見られて、色々な意味で勉強になりました。

事実は小説より奇なりです。

 

また、今回私が見た裁判には、6人の裁判員の方々も参加していました。私たちも近々、あそこに呼ばれないとも限らないわけです。

なんなら、自分が被告人になる可能性も、証人になる可能性も十分にあるわけです。

人生はわからないものです。

不幸になろうと思って不幸になる人など、誰ひとりいません。

 

なにごとも「他人事」と思わずに当事者意識をもって、思考することを止めないで生きていきたいものです。

 

めずらしくまじめなトーンになってしまいましたが、私にとって、今日は忘れられない1日になりました。

あなたもぜひ一度、裁判傍聴行ってみてください。

考えさせられることがたくさんあるはずです。

 

 

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